自宅サロンを開業したときの注意点とは
自分の夢を叶えるとき、どうしてもメリットにばかり目がいってしまいますが、現実を見る必要があるのでデメリットに関する情報もインプットしておきましょう。自宅サロンを開業する際の注意点をいくつかピックアップしていきます。
自宅には一緒に暮らす家族がいることを忘れずに
自宅サロンを開業すると、ちょっとした隙間時間に家のことができたり、子供が小さいうちは子供だけでお留守番をさせずにすむので安心です。非常に大きなメリットではありますが、家族が暮らす空間がすぐ側にあることは時にデメリットになってしまうことがあります。
仕事とプライベートの空間が近すぎて家族に休まる空間が無くなってしまう可能性がでてきます。ちょっとしたことですが、住居として暮らしている空間に仕事の物を持ち込まないこと、逆にサロン内には自宅の物を持ち込まないこと、これを必ず守りましょう。
一人で営業するからこそトレンドに敏感になろう
どこかの美容室で働いていれば、従業員同士で情報交換ができます。いま巷ではどんなヘアスタイルが流行っているのか、どんなヘアアイテムが使われているのか、毎日刺激的に過ごせます。
ところが自宅サロンとなると同僚がいません。自分ですべて情報収集しなければいけないのです。今の時代はネットに接続すれば知りたい情報をすぐに見つけられますから、ネットや雑誌などを見て細心のトレンドチェックを怠らないようにしましょう。
コストが意外にかかる
雇われているとなかなか気づかないですが、毎月どのぐらい経費としてお金が出て行くのか、どのぐらい利益があるのか、シビアにしっかり管理しなければいけません。
一人でやっているとだいたいでいいか、と思ってしまうこともあるようですが、それが後々になって利益がなくなる、マイナスになる可能性を大きくさせてしまいます。どんぶり勘定はやめて、家計簿をつけるように、何にどのぐらいお金がかかっているのか把握しておきましょう。